香辛料
ハーブ
五香粉
ウーシャンフェン five-spice powder
KNU ダイエット 食材百科事典
中国の代表的なミックススパイスで、ホールのままブレンドしたものを「五香」、
粉状にしたものを「五香粉」という。

主に香りづけに使われるが、矯臭・脱臭の効果が知られ、
中国では、強壮・健胃・消化促進・食欲増進作用があるといわれている。

《原産》 中国、台湾
《名前の由来》 五香は数種を意味する。
《歴史》 原産地の中国や台湾では、豚の角煮などの肉の煮込み料理、鴨ロースト、スープ、炒め物や揚げ物の下味、漬け物などに使われる。特に四川の羊料理や広東の鴨料理などには欠かせないスパイスである。中国のほか、ベトナムなど東南アジアでも多用される。
《ブレンド》 地方により異なるが、シナモン、チンピ、クローブの3種類は共通して使われる。このほか、スターアニス、フェンネル、花椒(サンショウ)、コショウ、カルダモン、カンゾウ、ジンジャーなどが配合されることもあり、5種類以上のスパイスが使われることもある。
《使われ方》
●材料の臭みを消し、辛味と香りをつける。
《期待される働き》
●食欲増進 鎮痛作用 抗菌作用 健胃 消化促進 利尿作用 

《主な成分&薬理効果》
●スパイスとして主にクローブ、スターアニス、陳皮、フェンネル、胡椒、山椒などがブレンドされているため、抗酸化作用、鎮痛作用、消毒・殺菌作用、駆風作用、健胃作用、消化促進作用、整腸作用、制吐作用、止瀉作用、利尿作用、発汗作用、興奮作用、鎮咳作用、去痰作用、通経作用などを持つ。

《使い方のコツ》
●少量加えるだけで中華風の味に仕上がる。
●粉末のものは、肉や魚の下ごしらえに使ったり、塩を合わせて鶏のから揚げなどに添えたりする。
●粉末のものは長く煮込むと香りが飛んでしまうので、煮込み料理には、それぞれのスパイスをホールのまま袋に入れて、一緒に煮込むとよい。

◇ 参考リンク ◇
◆食材玉手箱
  五明紀春・女子栄養大学教授
編集協力:足立尚子・女子栄養大学生涯学習講師
Apr/2009
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