香辛料
ハーブ
 フェンネルFennel) ☆ KNU ダイエット 食材百科事典

香りがよいので、ヨーロッパでは葉と種子が魚料理に欠かせない。
胃の働きを活発にし、消化を促進する作用があるので、食べ過ぎや消化不良に効果を発揮する。

また、腹痛や腸内にガスがたまって膨満感を感じるときなどにも改善効果が期待できる。
痰をきり、咳をしずめる働きもあるので、風邪などの症状の改善にも役立つ。
葉をきざんで抽出したエキスは皮膚を活性化するので、老化を防いでハリのある肌を保つ。
フランスやイタリアでは、茎を野菜としてサラダなどにも利用される。

《学名》 Feoniculum vulgare
《和名》 茴香(ういきょう)
《科名》 セリ科 ウイキョウ属
《使用部位》 果実(一般に「種子」として知られる部分)
《旬》   秋
《原産》 南ヨーロッパから西アジアの地中海沿岸地域。
《歴史》
歴史は古く、古代エジプト時代から栽培されており、古代ローマ時代には薬草として珍重されるとともに、広く食用に用いられた。
日本には中国から伝わり、薬用として利用されていた。

《種類》
●パイパーフェンネル:強い香辛味。
●ワイルド(ビター)フェンネル:快い甘味。
●ローマン(スイート)フェンネル:快い甘味。
●インディアンフェンネル:やや刺激的な風味。
●フィノッキオ(フローレンス)フェンネル:不快な風味。株の根本を野菜として食用。

《期待される働き》
●消化促進/駆風/健胃  ●美肌効果  ●抗炎症作用  ●鎮咳/去痰作用

《主な成分&薬理効果》
●芳香成分のアネトール(anethole、50~70%)やフェンコン(0~15%)を主として含むほか、カンフェンやメチルチャビコール、リモネン他も含む。
●健胃作用や駆風作用などの消化促進作用があるほか、鎮咳作用、去痰作用、利尿作用、通経作用、鎮痛作用などももつ。西洋の民間薬として催乳効果をもつものとしても用いられた。

《使い方》
●魚との相性が非常によい。
  例:乾燥した葉の上に乗せた香草焼き。
    生の葉をきざんで加えた魚料理のソース。
●香りが魚や肉の生臭さを消すので、いっしょに煮込んでもよい。
●種子を砕いたものは、甘い香りがし、パン、クッキーの風味付けにも使われる。

茴香(ういきょう):ザーサイの漬け込み香辛料として

◇ 参考リンク ◇
◆食材玉手箱
  五明紀春・女子栄養大学教授
編集協力:足立尚子・女子栄養大学生涯学習講師
Jan/2008
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