香辛料
ハーブ
クミン
Cumin
KNU ダイエット 食材百科事典
種子を陰干しにして乾燥させたもの。
形がキャラウェイシード(果実)に似ているため混同されることも多いが、クミンのほうが香りが強い。

刺激的な風味で、ほのかな辛味や苦味がある。
この独特の芳香を一言で説明するなら、カレーの匂い。
香り成分クミンアルデヒドによるもので、消化器官を刺激して食欲を起こさせることが知られる。
古代ギリシアでは、食欲のシンボルにされていたというほど。
夏バテや疲労で食欲が落ちているとき、料理に取り入れるとよい。
カレーパウダーやチリパウダーの主原料であるため、
世界のさまざまな地方の料理において欠かせないスパイスとなっている。

《別名》 クミンシード、馬芹(ばきん、まきん、うまぜり)
《学名》 Cuminum cyminum
《科名》 セリ科 クミヌム属 1年生草本
《使用部位》 種子
《原産》 エジプト、地中海沿岸
《収穫期》 7〜8月
《歴史》 アニスと同様、最も古くから使われているスパイスの1つ。原産地のエジプトでは、ミイラの保存にも使われていたと言う。文明の広がりとともにユーラシア大陸に伝わり、大航海時代には南米に渡来。各地の料理に大きな影響を与えた。
《使われ方》
●ホールのままや、ホールを刻んだ状態、またはパウダーにして使用する。
《期待される働き》
●食欲増進  ●消化促進  ●ガン抑制

《主な成分&薬理効果》
●芳香成分のクミナールと呼ばれるクミンアルデヒドやα-ピネン、β-ピネン、リモネン、フェランドレン、p-サイメン、クミンアルコールなどを含む。古代ギリシャでは食欲のシンボルとされただけあって消化促進作用、健胃作用、駆風作用、強壮作用などを持つ。

《使い方のコツ》
●単独で使うより、ほかのスパイスとミックスするのがおすすめ。クセが強く出すぎず、ほどよく香りを楽しめる。
●カレー粉やルーで作るカレーに、クミンをホールで加えれば、より本格的でスパイシーな仕上がりになる。ミートソースやソ−セージなどの挽き肉料理とも相性がよい。

●カレーに付けられる漬物のチャツネや、メキシコのチリコンカン、北アフリカのクスクス、北欧のクミン入りチーズに用いられる。

《民間療法など》
●インド医学では、伝統的に健胃、駆風等に用いられた。
◇ 参考リンク ◇
◆食材玉手箱
  五明紀春・女子栄養大学教授
編集協力:足立尚子・女子栄養大学生涯学習講師
Apr/2009
KNU ダイエット HOME
Copyright 2007 4-Gun d Project. All rights reserved