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 紅茶(Black tea) ☆ KNU ダイエット 食材百科事典
お茶
世界の三大茶のひとつ「茶」は、同じ茶樹から
緑茶(不発酵茶)・烏龍茶(半発酵茶)・紅茶(発酵茶)が作られる。


緑茶
カテキンの含有量は、紅茶や烏龍茶に勝る
茶葉を乾燥させただけの緑茶は、発酵の工程で失いがちなカテキンを豊富に含み、紅茶や烏龍茶よりも細菌の繁殖やウイルスの活動を抑える作用が強い。緑茶のなかでも日ざしを浴びて育った葉が多い番茶や煎茶は、玉露よりもカテキンを多く含む。β-カロテンやビタミンCに富み、ガン予防や免疫力強化に有効とされる。ミネラルや食物繊維も豊富で美容によく、香りにはリラクセーション効果がある。成分のすべてが湯に溶け出すわけではないため、茶葉そのものや茶殻を利用した料理や菓子も試したい。
《学名》 Camellia sinensis L.
《科名》 ツバキ科
《使用部位》 葉
《加工》 蒸したり釜で煎ったりして加熱したのち、茶葉を乾燥させただけの不発酵茶。
《原産》 中国
《歴史》
奈良末期から平安初期に、唐から僧侶が持ち帰ったのが始まり。当初は上流階級のもので、室町時代以降一般に広まった。安土桃山文化が花開くなか、堺の豪商・千利休によって茶道が確立。江戸時代に煎茶製法が発達し、幕末には玉露が考案され日本茶の基本ができた。

《種類》
煎茶:ごく一般的な茶。露地栽培した茶葉を、蒸したり釜で煎ったりして加熱したのち、乾燥させたもの。
番茶:製法は煎茶と同じ。6月中旬頃に摘む大きめの葉を用いることが多い。
ほうじ茶:番茶や煎茶を強火で煎ることで、香ばしさを出したもの。お茶の色は褐色になる。
玄米茶:番茶や煎茶に炒った玄米を加えたもの。香ばしい味。
玉露・かぶせ茶:木をよしずなどで覆い、直射日光を避けて栽培される。煎茶よりも苦味が少なく、アミノ酸が多い。
抹茶:玉露同様、日光を避けて育てた葉を使う。蒸して乾燥させ、葉脈をとり除いて石臼でひいて粉状にしたもの。ビタミンEが豊富。茶葉そのものを飲むため、栄養成分を無駄なく摂取できる。石臼でひく前の状態のものを「てん茶」という。
茎茶:煎茶や玉露などの茶葉を選別しているときに出てくる茎の部分を集めたもの。
芽茶:製造工程のなかで出る、最もおいしいといわれるいちばん若くやわらかい芽を集めたもの。
粉茶:お茶の加工中に擦れたり砕けたりして出てきた粉状の茶葉を集めたもの。寿司店などでよく使われる。

《期待される働き》
●動脈硬化予防  ●ガン抑制   ●覚醒作用  ●抗菌作用  ●免疫力強化  
●高血圧予防  ●疲労回復  ●リラックス効果

《主な成分&薬理効果》
カテキン (生体抗酸化、血圧上昇抑制、血糖値上昇抑制)
 →抗酸化作用があり、免疫力を強化し発ガンを抑制。高血圧、動脈硬化を予防。脂肪、糖分の吸収を抑制。細菌の繁殖を抑制。
テアニン (脳内神経作用、リラックス作用)
 →血圧をコントロールし、ストレスを緩和。自律神経のバランスを調整。
タンニン (抗酸化、抗ガン)
 →抗酸化作用があり、ガンを予防。殺菌作用。

《選び方》
香りがよく色鮮やかで、乾燥したもの。
高級茶は茶葉がそろっていて、見た目のきれいなものほど良質である。

《保存》
湿気を含むと変質しやすくなるので密封し、熱や光も変質の原因となり味が落ちるので直射日光を避け涼しい場所で保存。
◇ 参考リンク ◇
◆食材玉手箱:茶の生理機能
  五明紀春・女子栄養大学教授
編集協力:足立尚子・女子栄養大学生涯学習講師
Dec2007
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