香辛料
ハーブ
 バジル(Basil) ☆ KNU ダイエット 食材百科事典
イタリア料理に欠かせないハーブの王様
バジルにはいくつかの種類があるが、一般に食されるのはスイートバジル。
ヨーロッパでは「ハーブの王」と称され、とりわけイタリア料理の必需品。
イタリア語では「バジリコ」と呼び、ピザやパスタのソース、ソーセージ、ドレッシングに使われる。
高貴でさわやかな香味が特徴で、多めに使っても鼻につくことがない。
花はスパイシーな味と香りがし、サラダや煮込み料理のつけ合わせに利用できる。
免疫力を高め、ガンの抑制に効果があるとされるβ-カロテンやビタミンCが豊富。
サポニンには殺菌作用がある。神経痛や口内炎、鼻炎、下痢止め、腎臓病などにも利用される。
《学名》Ocimum basilicum
《和名》目箒(メボウキ) 
《別名》スイートバジル、バジリコ
《科名》シソ科 メボウキ属 1年生草本
《原産》インド
《旬》 夏〜秋
《歴史》
インド原産で、もとはヒンドゥー教のクリシュナ神に捧げる植物として寺院の周囲に植えられた。また、お守りとして死者の胸にも置かれた。これが4000年前にはエジプトに伝わり、そこからローマやヨーロッパ南部に広まった。日本には江戸時代に漢方薬として用いられた。目箒と呼ばれるのは、
水に浸した種子はゼリー状に膨張する。それを目に入ったゴミをとるのに用いたから。

《種類》
スイートバジル:最も一般的。
ダークオパールバジル:主に観賞用だがエディブルフラワーとしても利用できる。ビネガーに漬けると美しい色になる。
ブッシュバジル:鉢植えに適している。茎数が多いのが特徴で、光沢のある細葉をたくさんつける。
レモンバジル:レモンに似た香りがする。観賞用としても栽培され、白い小さな花を咲かせる。

《期待される働き》
●ガン抑制  ●免疫力強化  ●抗菌作用

《主な成分&薬理効果》
芳香成分のメチルチャビコールやアネトールのほか、リナロールやシネオール、カンファン、ゲラニオールなどを含む。またサポニンを含んでいるため、鎮咳作用や通経作用を持ち、穏やかな鎮静作用がある。ほか、強い殺菌効果や強壮作用、駆風作用、健胃作用、神経強壮作用、口腔清涼作用、催乳作用などももつ。

《使い方》
●生の葉:シソの葉と同じ感覚で、サラダ、マリネ、スープの浮き実、パスタなどに使える。
●乾燥した葉:トマトと好相性。オレガノ、マジョラム、セージ、タイムなどとブレンドすると風味がより一層引き立つ。加熱しすぎると色味も風味も落ちる。

◇ 参考リンク ◇
◆ 食材玉手箱: 松の実の話
  五明紀春・女子栄養大学教授
編集協力:足立尚子・女子栄養大学生涯学習講師
Dec2007
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