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クチナシは、初夏にジャスミンに似た強い香りを漂わせる白い花を咲かせます。秋になると直径1.5cmほどの卵型をした橙黄色の実をつけます。その実は熟しても口が開きません。このことから、「口無し」と名づけられたといいます。
一説には、たくさんの種子をたくわえて黄橙色に熟す様子が果実のナシに似ていて、実の部分にくちばし状のがくがあることから、これを口に見立てたて、「口をもつナシ」、つまり「クチナシ」という名がついたともいわれています。
また、中国名で「山梔子(サンシシ)」と呼ばれるクチナシは、中国の徳利(「巵」という名の酒器)の形に似ていることから、これに木偏をつけて名づけられたという説もあります。
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