ローマ帝国第5代将軍ネロは、あるとき、ローマ中のシナモンを燃やしたといいます。 暴君として知られる人物ですが、その行為は、妻をとても愛していたため。古代ローマの王侯貴族のあいだで、シナモンは、愛する人への最高の贈りものとされていたのです。 その甘美な香りが愛をかきたて、独特の清涼感により、誇り高い愛情の深さを連想させたのだろう。 ネロは最愛の妻を亡くしたとき、とてつもなく深い悲しみにうちひしがれました。そして、彼女への深い愛の証として、シナモンを燃やしたのでした。