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第4群
油脂類
オリーブオイル
オリーブ油 Olive oil
食材百科事典
特有な香りと旨味をもち、イタリア料理に欠かせない
含有脂肪酸のうち不飽和脂肪酸のオレイン酸が7割を占める。
植物性のオレイン酸は動脈硬化を抑制する効果があるため、近年注目を集めている。
不飽和脂肪酸のリノール酸も含まれ、コレステロール値や血圧上昇を抑える効果も期待できる。
ナッツのようなコクとフルーティな味わいをもち、
サラダや魚・肉のソテーの仕上げに使うと、独特の香りが料理をひき立てる。
オリーブ油特有の色は、クロロフィルとβ-カロテンによる
《原料》 オリーブ(Olea europaea、モクセイ科)の果実
《製法》 オリーブの果実の果肉を圧搾する。

《歴史・世界》 地中海沿岸地方で古くから食用油として利用されており、旧約聖書にも記載されている。

《歴史・日本》 近年、イタリア料理ブームで健康食材として注目され、イタリアやスペインからの輸入品が比較的安価で手に入るようになった。日本でオリーブは、瀬戸内海沿岸で観光用にわずかに栽培される。
《種類》
イタリアにおいてオリーブ油は、製造過程と酸度(遊離オレイン酸率)により3種類8等級に分類される。日本で販売されているのは、バージンタイプでも1等級の「エクストラバージン」と、ブレンドされた「純正」のみである。
エクストバージンオイル:オリーブの果実の果肉を軽く圧搾して得る。オリーブ油のなかで、酸度(遊離オレイン酸率)が低く風味豊かな上質なものをいう。
精製オリーブオイル:バージンオリーブオイルの残渣から圧搾、溶剤抽出で得られる。
純正オリーブオイル:エクストラバージンオイルと精製オリーブオイルをブレンドしたもの。
《期待される働き》
●動脈硬化予防 

《機能成分》
オレイン酸(コレステロール調節)
 →血中の悪玉コレステロール(LDLコレステロール)だけを減らし、善玉コレステロール(HDLコレステロール)を増やし、動脈硬化を予防。

《選び方》
産地やオリーブの品種によって色や香りに違いがある。
イタリア産だけでなくスペイン産にも非常によいものがあり、味わい比べて選ぶとよい。

《保存》
不飽和脂肪酸のオレイン酸を多く含むので酸化しないよう、、しっかりふたをして日の当たらない所に置く。
《活用》
日本薬局方にも記載され、食用だけでなく、クリームなどの化粧品、軟膏など医薬品としても利用される。
1点重量
(g)
エネルギー(kcal/100g) ビタミンA*
(μg/100g)
ビタミンE
(mg/100g)
ビタミンK
(mg/100g)
オリーブ油 9 921 30 7.6 42
*ビタミンA:レチノール当量
◇ 関連ページ ◇
◆ 四群点数法 STEP 1・食品群を知る:TOP第4群
◆ 四群点数法 STEP 2・1点(80kcal)重量:TOP第4群
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五明紀春・女子栄養大学教授
編集協力:足立尚子・女子栄養大学生涯学習講師
Revised Mar/2010
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