KNU ダイエット 食材データベース
第4群
砂糖・甘味料類
オリゴ糖
Oligosaccharide
食材百科事典

オリゴ糖の種類は多く、そのほとんどは消化・分解されないまま大腸に届く。
ビフィズス菌や乳酸菌など体によい影響を与える善玉菌の栄養となり、善玉菌が増加。
悪玉菌の繁殖が抑えられ、おなかの調子を整えるのに役立つ。
善玉菌が増加すると腸のぜん動運動が活発になり、便秘を改善。それにより、美肌効果にもつながる。
また、オリゴ糖を配合した甘味料は、虫歯になりにくく低カロリー。
虫歯予防やダイエットにも有効であるため、砂糖の代わりに利用する人も増えている。

《オリゴ糖とは》 ブドウ糖や果糖などの単糖類が2〜10個結びついてできた糖を、まとめてオリゴ糖と呼ぶ。しかし、食品でオリゴ糖という場合、砂糖、でん粉などを原料とし酵素作用などを応用して製造され、主成分が少糖類で生理特性をもつ新甘味料を指すことが多い。

《語源》オリゴ糖の語源はギリシャ語の”oligo”で、「少ない、少数」という意味をもつ。

《種類》
ダイズや野菜に含まれる天然オリゴ糖と、合成されたオリゴ糖がある。特定保健用食品に認定されている食品の中にも、オリゴ糖を含むものが多い。
ダイズオリゴ糖(soybean oligosaccharide):ダイズに含まれている天然のもの。ダイズたんぱく質や油などをとったあとのカスから抽出される。甘味度は砂糖の0.7倍。
フラクトオリゴ糖(fructooligosaccharide):ゴボウやタマネギ、ニンニクなどに含まれる。甘味料として利用され、摂取しても血糖値が上がらないことから、糖尿病患者の食事にも使われている。甘味度はさとうの0.3~0.6倍。
イソマルトオリゴ糖(isomaltooligosaccharide):ハチミツ、味噌、醤油などに含まれる。甘味度は砂糖の0.3~0.55倍。
ラフィノース:ビフィズス菌を増やす働きが強い。アトピー性皮膚炎の症状を改善する効果が期待されている。

《期待される働き》
●整腸  ●便秘改善
《注意》
●多量に摂ると腹痛や下痢をひき起こすため、使用するときは注意するのがよい。
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五明紀春・女子栄養大学教授
編集協力:足立尚子・女子栄養大学生涯学習講師
Revised Mar/2010
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