KNU ダイエット 食材データベース
第4群
油脂類
ゴマ
胡麻油 Sesame oil
食材百科事典
ゴマの香りと旨味をギュッと搾った油
ゴマの種子からとり出す油。含有脂肪酸のうちオレイン酸とリノール酸が約4割ずつ含まれる。
また、セサミンなど抗酸化物質ゴマリグナンを豊富に含むため、
ほかの植物油に比べて酸化されにくいのが特徴。
香りをひき出すために、まず焙煎してから搾り出す。
焙煎の温度が高く煎りが深いほど、香ばしくて色の濃い油になり、素材の臭みを消すのにも役立つため、
中国料理や韓国料理などによく使われる。
焙煎の温度を低めにしたものもあり、これは香ばしさよりもゴマの旨味・甘味が引き立ち、
日本料理に適する。
香りのよさと酸化されにくい性質から、天ぷら油にはゴマ油が多く使われている。
《原材料》 ゴマ(Sesamum indicum L ゴマ科 ゴマ属 一年生草本)の種子
《歴史》 日本で最も古くから使われてきた油で、最初の使用は飛鳥時代に溯る。遣隋使が隋から搾油の技術を伝えたのが始まりといわれている。当時は手搾りであったため生産量が少なく貴重品だった。現在は機械による大量生産が主。

《種類》
太白ゴマ油:白ゴマを焙煎せずに搾ったもの。色は透明に近い薄い黄色で、香りは淡いがコクがある。
荏胡麻油(えごまゆ)
シソ科植物・エゴマの種を搾った油。α-リノレン酸を多く含む。
亜麻仁油(あまにゆ):アマ科植物・亜麻(Linum usitatissimum)はの種子から搾った油で、α-リノレン酸を多く含む。亜麻仁、リンシードともいわれ、リンネルという薄い生地織物の原料になる植物。

《期待される働き》
●動脈硬化予防  ●細胞老化防止  ●ガン抑制

《機能成分》
セサモリン (抗酸化)
 →ゴマリグナンの一種、抗酸化力を持つ。発ガン抑制。
セサモール (抗酸化)
 →ゴマリグナンの一種、抗酸化力を持つ。発ガン抑制。
セサミン (抗酸化)
 →ゴマリグナンの一種、抗酸化力を持つ。発ガンを抑制、コレステロール低下、血圧低下作用、ビタミンEを節約する作用がある。

《主な成分》
●不飽和脂肪酸:オレイン酸(35~50%)・リノール酸(35~50%)
●飽和脂肪酸:パルミチン酸・ステアリン酸

《選び方》
焙煎の温度によって色の濃さや香りの強さが異なるので、好みと料理によって選び分ける。

●焙煎の温度が高く、深煎り:香ばしくて色の濃い油になり、素材の臭みを消すのにも役立つ。
●焙煎の温度を低め:香ばしさよりもゴマの旨味・甘味が引き立つ。

《保存》
酸化を防ぐためしっかりふたをして光の当たらない所に置く。

《調理のポイント》
●天ぷら油として:香りのよさと酸化されにくい性質から、多く使われる。
●スパイスオイルとして:ドレッシングや炒め物などに。

《植物療法など》
●アーユルヴェーダ*で行われるオイルマッサージでは、老化防止という目的で、植物油の中でも強い抗酸化力をもつゴマ油を肌に塗り、皮膚から成分を吸収させて病気の治療にも使われてきた歴史がある。

*アーユルヴェーダ:「生命の科学」という意味をもつインドの伝統医学

1点重量
(g)
エネルギー(kcal/100g) 脂質
(g/100g)
カルシウム
(mg/100g)

(mg/100g)

(mg/100g)
ビタミンE
(mg/100g)
ビタミンK
(μg/100g)
植物油脂類・ゴマ油 9 921 100.0 1 0.1 0.01 4.8 5
参考:ゴマ・乾 14 578 51.9 1200 9.6 1.66 2.4 7
*α-トコフェロール相当量
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◆ 四群点数法 STEP 1・食品群を知る:TOP第4群
◆ 四群点数法 STEP 2・1点(80kcal)重量:TOP第4群
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五明紀春・女子栄養大学教授
編集協力:足立尚子・女子栄養大学生涯学習講師
Revised Mar/2010
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