KNU ダイエット 食材データベース
第4群
砂糖・甘味料類
ブドウ糖
Glucose
食材百科事典

脳のエネルギー源となる。成人は1日に約120gものブドウ糖を消費するという。
多量には蓄積することができないため、随時、補給することが大切。
甘味度は砂糖の60~90%ほど。

《別名》 グルコース
《主な原料》 コーンスターチやサツマイモなどのでんぷん

《ブドウ糖とは》 ブドウ糖は、でんぷんを原料に、アミラーゼなどの糖化酵素を使って製造される。以前は苦味があったが、これは薄い酸によって加水分解していたため。現在、酵素を使って工業的に抽出されるブドウ糖には苦味がない。
《歴史》 でんぷんを加水分解して精製・濃縮されたものが製品として市販されている。

《種類》
●植物に含まれるブドウ糖:天然の植物に広く含まれているが、熟した果実に多い。その名の通り、ブドウにはとくに豊富。
結晶ブドウ糖:精製・濃縮したあとに結晶化し、乾燥した製品。デンプン糖分と甘味度が最も高い。工程により、結晶水のない無水結晶ブドウ糖と、含水結晶ブドウ糖に分けられる。乾燥したものを再び精製する局方ブドウ糖、固形化した粉末状の精製ブドウ糖もある。
全糖ブドウ糖:精製ブドウ糖液を高い濃度で濃縮して固形化し、チップ状または粉末状にしたブドウ糖製品。破砕ブドウ糖ともいう。でんぷん糖分と甘味度は、結晶ブドウ糖の次に高い。
液状ブドウ糖:でんぷん糖を液状化したもので、透明または半透明の液体。でんぷん糖分と甘味度は、結晶ブドウ糖、全糖ブドウ糖の中で最も低い。市場に出回ることは少なく、お菓子の甘味料などに使用されるソルビトールの原料に使われる。

《利用》
●清涼感とやわらかみのある甘さがあり、パンや菓子類、酒、清涼飲料などの加工食品に広く用いられている。●浸透圧が高いのも特徴で、同じ濃度では砂糖の2倍。脱水作用を利用する果物のシロップ漬けや砂糖漬けを作るときに用いるとよい。
《期待される働き》
●疲労回復  ●脳機能活性化
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◆ 食材百玉手箱: ブドウ糖の話
五明紀春・女子栄養大学教授
編集協力:足立尚子・女子栄養大学生涯学習講師
Revised Mar/2010
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