KNU ダイエット 食材データベース
第4群
嗜好飲料
(アルコール)
ジン
Gin
食材百科事典

グレーンアルコールに杜松(ねず)の実など香りの強い植物で香りづけされた蒸留酒。
杜松の実には薬効があり、古くから利尿剤や刺激剤としての役割も担っている。
また、コリアンダーやシナモン、キャラウェイなどのスパイスをフレーバーとして用いたものもある。

《主な原材料》 穀類、香料植物

《製法》  グレーンアルコール(トウモロコシやライ麦などの穀物を蒸し煮して麦芽を加え、糖化・発酵させ、蒸留したもの)に杜松の実*など香りの強い植物で香りをつける。
*杜松(ねず)の実:Juniper berry(学名: Juniperus communis、別名西洋ネズ、杜松(としょう))、樹脂(バルサム)を含むため松ヤニのような香りを漂わせる。利尿作用などが知られる。
《アルコール度数》40~50%程度。

《歴史》  17世紀の中頃にオランダのライデン大学で医学部教授、フランシス・シルヴィウス(Franciscus Sylvius)により造られ、当初は解熱、健胃に効果がある薬用酒として飲用されていた。そのさわやかな香りと味のよさからオランダ全土に広がった。17世紀末頃にオランダから迎えられて王となったウイリアム三世によりイギリスに渡り英国国内に広まった。

《種類・産地》
オランダジン:主にオランダで造られるジンの総称。一般的に単式蒸留機でつくられる。重厚な味わいで、ストレートで飲むのが合っている。ジュネバジンとも呼ばれる。
ロンドンジン:イギリスで造られるジンの総称。連続式蒸留機を使用する。一般にジンといえば、ロンドンジンを指すことも多く、ドライジンとも呼ばれる。
シュタインヘイガー:ドイツのシュタインハーゲンで造られるジン。ジュニパーベリーを発酵、蒸留し、グレーンスピリッツとともに再蒸留する。やわらかな口当たりが特徴。ドイツには、ほかドーンカートなどのジンがある。
《種類・甘味》
●ドライジン
オールドトムジン:ドライジンに砂糖シロップを2%ほど添加し、甘みをつけたもの。カクテル「トム・コリンズ」に使われることで知られる。

《期待される働き》
●利尿作用(杜松の実)

《飲み方のコツ》
ウイスキーと異なりストレートで飲まれることは少なく、カクテルベースとして使われることが多い。
●ジントニック:トニックウォーターで割ったもの。
●ジンバック:ジンジャーエールで割ったもの。

1点重量
(g)
エネルギー
(kcal/100g)
水分
(mg/100g)
炭水化物
(g/100g)
アルコール
(g/100g)
ジン 28 284 59.9 0.1 40.0
◇ 関連ページ ◇
◆ 四群点数法 STEP 1・食品群を知る:TOP第4群
◆ 四群点数法 STEP 2・1点(80kcal)重量:TOP第4群
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◆ 食材玉手箱: ジンの話
五明紀春・女子栄養大学教授
編集協力:足立尚子・女子栄養大学生涯学習講師
Revised Mar/2010
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