KNU ダイエット 食材データベース
第4群
嗜好飲料
(アルコール)
ビール
Beer
食材百科事典

葉酸が肌荒れを防いでくれる
麦からできる醸造酒と呼ばれ、日本人にとってもおなじみのアルコール飲料。
原料の麦には、ビタミンB群やミネラルがたっぷり。
ワインやウイスキーに比べてとくに多く含まれているのが、ビタミンB群の1種である葉酸。
皮膚の健康を保ち、肌あれを予防する働きがある。
ビール酵母の成分である核酸は、新陳代謝を活発にして肝臓の働きを助け、
老化防止にも役立つと推定されている。
ビールを飲むとトイレが近くなるとよく言われるが、それは、浸透圧が人間の体液に近いため。
それゆえ、利尿作用が促され、尿路結石を排出する効果もある。
独特の苦味と香りは、ホップによるもの。ホップには食欲増進や消化促進、防腐、安眠の効果がある。

《原材料》 大麦 小麦 ライ麦 ホップ

《歴史・世界》 起源はあまりにも古く、人類が遊牧から農耕へ変わった頃に遡るという。

《歴史・日本》 日本で初めて試飲したのは、ペリーの来航のときに通訳をした蘭学者といわれる。日本のビール創設者は大阪の渋谷庄三郎で、1872年に「シブタニビール」をつくった。

《種類》
淡色ビール:低い温度で乾燥・焙煎した麦芽を用いた、色の淡いビール。
濃色ビール:高い温度で乾燥・焙煎した麦芽を用いた、色の濃い微0ル。黒ビール、スタウトは、濃色ビールの一種。
ラガービール:下面発酵酵母を用いて、貯蔵工程で後発酵を行い成熟させたビール。飲み口すっきり。生ビール、黒ビールは、ラガービールの一種。
生ビール(ドラフトビール):日もちをさせるための熱処理をしていないビール。
黒ビール:強く焦がした麦芽を原料に用いたビール。麦の味が生きていて、どっしりとしたコクがある。
スタウト:原料の一部に強く焦がした麦芽を用い、上面発酵酵母で発酵したビール。色・香りが強い。
発泡酒:日本の酒税法において全原料の中で麦芽の割合が67%に満たないものを発泡酒と呼ぶ。

《期待される働き》
●食欲増進  ●消化促進  ●利尿  ●肌荒れ防止
《保存方法》
日光にさらすと、不快なにおいのする日光臭がつくため、冷暗所に保存する。
《飲み方のコツ》
●温度:温度は夏ならば5~8℃くらい、冬は10℃程度が適温。
●グラス:泡が汚れによって消えることがないよう、グラスはきれいに磨いておく。
●注ぎ方:冷やしておいたグラスに、ビールと泡が7対3くらいの比率になるように丁寧に注ぐ。
《レシピ》 *女子栄養大学HP『栄養と料理アーカイブス』からご覧いただけます。
●新じゃがと牛肉のビール蒸し:『栄養と料理』昭和60年56月号P.28

●ビール入りスープ:『栄養と料理』昭和57年8月号P.115
1点重量
(g)
エネルギー(kcal/100g)
ビール・淡色 200 40
ビール・黒 170 46
ビール・スタウト 130 63
◇ 関連ページ ◇
◆ 四群点数法 STEP 1・食品群を知る:TOP第4群
◆ 四群点数法 STEP 2・1点(80kcal)重量:TOP第4群
◆ 四群点数法 STEP 3・1日20点(1600kcal):TOP
◆ 食材データベース(食品群・旬・科名別):TOP第1群第2群第3群第4群香辛料/ハーブ

五明紀春・女子栄養大学教授
編集協力:足立尚子・女子栄養大学生涯学習講師
Revised Mar/2010
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