唐辛子カプサイシンの話 KNU ダイエット 食材玉手箱



トウガラシの辛味成分であるカプサイシンの生理作用が詳しくわかってきました。

胃から吸収されて胃壁の血管を拡張させるので、血流量が増し、胃の働きが活発になります。辛いものを食べると胃が熱くなるのもうなずけます。

胃だけではなく、全身の血流量を増し、代謝活動を促すために体温が上昇して発汗します。熱エネルギーを消費することになり、肥満を抑制する働きをします。

加えて、カプサイシンは中枢神経を刺激してホルモンの分泌を促し、脂肪代謝を促進するので、蓄積されている体脂肪を分解することになります。

一方では、舌や胃を刺激して食欲を高める作用も持っているので、カプサイシンが含まれた料理はつい食べ過ぎてしまうという結果をも招きます。肥満防止に役立つのかどうかは微妙なところ。

辛みがあると食塩を抑えても料理に物足りなさを感じなくなるので、血圧上昇を抑えるという効果も期待できます。

◇ 参考リンク ◇
◆トウガラシ→食材百科事典
  五明紀春・女子栄養大学教授
編集協力:足立尚子・女子栄養大学生涯学習講師
Feb/2008